熱気球の「係留フライト」って?!安全で気軽に楽しめる空の旅【10】
大空を自由に飛ぶ熱気球。その魅力を手軽に体験できるのが、係留フライトです。
地上に繋がれた状態で飛ぶため、初心者でも安心。ゆっくりと上昇し、上空からの景色を楽しめます。
今回は、安全で気軽に楽しめる空の旅として人気の「熱気球係留フライト」の魅力を詳しくご紹介します。
係留フライトとは
熱気球係留フライトは、地上に固定した熱気球で空中散歩を楽しむ体験です。風に乗り飛行するフリーフライトとは違い、ロープで繋いだ状態で約30〜50m上空まで上昇します。これにより、熱気球は一定の高度までしか上昇せず、地上に係留されているため、通常の熱気球フライトと比べてリスクが低減されています。係留された状態でも、熱気球に乗ると大迫力の景色を楽しむことができます。
係留フライトの大きな特徴は、その手軽さにあります。自由飛行と比べて、事前の準備や体験時間が短くて済むため、気軽に参加できます。また、離着陸の必要がないので、バスケットから地上の様子を眺めながらゆったりと空中散歩を満喫できるのも魅力
熱気球係留フライトは、大空を飛ぶスリルを安全に、そして手軽に体験できるアクティビティです。
地上との繋がりを保ちながらも、普段とは違う視点から景色を一望できる貴重な機会になること間違いなしです。
特徴のポイント
- 安全性が高い:地上と常に繋がっているため
- 手軽:短時間で体験可能
- 天候の影響が少ない:風の影響を受けにくい
- 上下移動のみ:水平移動はしない
- 出発地点に戻る:着陸地点が同じ
フリーフライトのような風まかせの移動はありませんが、空中からの景色を楽しめます。
「熱気球フリーフライト」と「係留フライト」の違い
熱気球には、自由に空を飛ぶ熱気球フリーフライトと、地上に繋留されたまま上空に浮かぶ係留フライトの2種類があります。
- 移動方法:
フリーフライト:風に乗って自由に移動が可能。大空の空中散歩。大冒険の気分を味わうことができる
係留フライト:上下移動のみ、出発地点と着陸地点が同じ - 高度:
フリーフライト:最高約1000m
係留フライト:約30~50m - 天候の影響:
フリーフライト:天候に左右されやすい。天候次第では中止になることもある
係留フライト:フリーフライトと比較すると、天候の影響を受けにくい - 所要時間と手軽さ:
フリーフライト:比較的長時間(空中滞在時間は約30分~60分程度)
係留フライト:短時間で気軽に体験可能 - 開始時間について
フリーフライト:早朝飛行に限定されることが多い
係留フライト:朝、昼間、夜間でも搭乗が可能。夜間にはライトアップも楽しめるため、イベントや観光に最適
どちらの体験も、それぞれの特徴があり、空からの新しい視点を楽しむことができる素晴らしい体験です。
熱気球係留フライトの魅力
熱気球係留フライトは、地上約30mの上空散歩を楽しめる魅力的なアクティビティです。本格的な熱気球フリーフライトとは異なり、地上に係留されているため、より安全性が高く、子供から大人まで気軽に体験できます。
大迫力の熱気球体験
熱気球に乗り込むと、その巨大さに圧倒されます。バーナーの音と共に大迫力の炎が吹き出し、ゆっくりと上昇していく感覚は格別です。
大きなバルーンに乗り上空から眺める景色は、地上では味わえないくらいエキサイティングな体験です。
絶景パノラマビュー
上空では、開放感溢れる360度のパノラマビューが広がります。
地上とは違った新鮮な視点で周囲を眺められ、街並みや自然の美しさを再発見できます。
風を感じながらの上空散歩は、日常から離れたひとときを満喫できる贅沢な体験です。
安全性と気軽さ
地上に繋がれた状態で行われるため、安全性が非常に高いのが特徴です。
万が一の場合でも、すぐに地上に降りられるので、初心者でも安心して体験できます。
また、事前準備も少なく、手ぶらで参加可能。短時間で体験できるため、小さな子供連れの家族や、高所恐怖症でも安心です。
リーズナブルな料金
本格的なフリーフライトと比べ、より手頃な価格で熱気球の魅力を体験できます。
気軽に参加できる料金設定も、多くの人に愛される理由の一つです。
体験料金は、スポットによって異なりますが、おおむね1人あたり3,000円〜5,000円程度が相場です。
所要時間は、係留準備や説明を含めて30分~1時間のところが多いです。
特別な思い出作り
非日常的な体験は、大切な人と共有する特別な思い出になります。
多くの場所でプロのカメラマンによる記念撮影サービスも提供されており、感動の瞬間を形に残すことができます。
SNSにシェアすれば、友人や家族とその感動を共有でき、思い出がさらに色濃いものになります。
体験者の声
- 「夜のライトアップがとても綺麗で、幻想的な雰囲気を楽しめました。昼間とはまた違った魅力がありました。」
- 「家族で昼間に体験しましたが、高さがちょうど良く、子供たちも怖がらずに楽しんでいました。景色を眺めながらのフライトは最高でした。」
- 「朝のフライトで爽やかな風を感じながら、素晴らしい景色を楽しめました。」
- 「浮遊感と開放感が格別でした。家族で楽しめて良かったです」
感動体験、高い安全性、気軽さが揃った熱気球係留フライトは、一度体験するとその魅力に、何度でも体験したくなる特別なアクティビティです。
季節や時間帯によって変わる景色を楽しめるのも、リピーターが多い要因となっています。
熱気球に乗って特別な上空散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。
きっと、忘れられない思い出になるはずです。
熱気球係留フライトの体験方法
熱気球係留フライトを体験するには、まず体験スポットを探すことから始めましょう。
全国各地に係留フライト体験ができる場所があります。
例えば、北海道の十勝平野、茨城県の筑波山、長野県の野尻湖、岐阜県の各務原、佐賀県の吉野ヶ里歴史公園などが有名です。
予約方法は、体験スポットのWebサイトやお電話で受け付けているところがほとんどです。
人気のスポットは早めに埋まってしまうこともあるので、計画が決まったらすぐに予約することをおすすめします。
係留フライトを楽しめるスポット
各地域で熱気球の係留フライトを提供している運航会社をご紹介します。
係留フライトは、本格的なフリーフライトに比べて気軽に参加できるので、熱気球体験の入門編としておすすめです。
各社の提供サービス内容や特徴についても簡単に説明します。
株式会社ジャパンバルーンサービス(全国)
- 日本で初めて「熱気球観光フライト」を開始した運航会社(日本熱気球事業協会に認可された第一号認可団体)
- 熱気球の係留体験搭乗会を全国で運営
- 本物の熱気球の迫力、空中に浮かぶ不思議な感覚、上空から見る360°パノラマの景色を楽しむことができます
- https://www.japan-balloon-service.jp/tourism-flight/
Hot Air(北海道)
- 北海道十勝を拠点にした熱気球運行の専門会社
- 熱気球の係留フライトを全国に出張して実施している
- 体験搭乗は1回4〜6人程度(総体重350kg)
- https://www.hotair-h.com/keiryu/
気球屋(全国)
- 全国で係留フライトを提供し、イベントやホテルでの集客にも対応
- 日本最大級の3400m³の気球と扉付きバリアフリーのバスケットで、車椅子の方や乳幼児連れの方でも搭乗可能
- 1回に7〜10人乗りが可能
- https://www.kikyuya.com/blank-4
PUKAPUKA(栃木県)
- 「熱気球搭乗体験イベント」として、全国出張で係留フライトを提供
- 教育機関での授業の一環として「熱気球教室」などを実施し、気球を使ってイベントを盛り上げている
- 特徴的な「くまモンの気球」を使用し、子供から大人まで楽しめる
- https://www.pukawaku.com/
これらの会社はイベントやプロモーション、教育活動など多様なニーズに応じたサービスを提供しています。
体験の流れと所要時間
運航会社やイベント内容により詳細は異なりますが、一般的な流れと所要時間をご紹介します。
詳細は、実際に体験する運航会社の公式サイトをご覧ください。
体験の流れ
- 受付:指定された場所で受付を行います。
- 説明:安全に関する説明と係留フライトの概要を聞きます。
- 搭乗準備:搭乗者は熱気球に乗り込みます。
- フライト:地上から約20〜30mの高さまで浮上し、空中散歩を楽しみます。
- 降車:フライト終了後、ゆっくりと着地し降車します。
所要時間
- 体験全体の所要時間は、約30分程
- フライト時間は約5〜10分程度が一般的
料金と予約方法
熱気球の係留フライト体験の平均的な料金は、大人1名につき2,500円程、小人(3歳以上中学生以下)1名につき1,500円程です。
多くの場合、事前予約制となっており、電話またはWebサイトからお申し込みいただけます。
予約の際は、希望日時、参加人数、代表者の連絡先などの情報が必要になることが一般的です。
安全で楽しい熱気球体験を提供するため、天候によっては予定通り実施できない場合があります。
当日のキャンセルや変更の可能性についても理解しておくことが大切です。予約時に注意事項をしっかり確認してみてください。
熱気球係留フライトの注意点
熱気球係留フライトを体験する際は、いくつかの注意点に気をつけましょう。
初めての方でも、スタッフの丁寧な説明を受けながら安全に体験できるので安心して参加できます。大空に舞い上がる感覚を存分に味わってみてください。
服装と持ち物
熱気球係留フライトに参加する際は、服装と持ち物の準備が大切です。
服装は、季節に合わせた動きやすい服装がおすすめです。足元は、歩きやすいスニーカーやハイキングシューズを選びましょう。
持ち物は、カメラや双眼鏡、サングラスなどがあると便利です。
その他、帽子や日焼け止め、飲み物など、その日の天候に合わせて準備しておくことをおすすめします。
天候による中止の可能性
熱気球係留フライトは屋外で行われるため、天候の影響を受けやすいアクティビティです。
安全運航のために、風速や視界などの気象条件が一定の基準を満たさない場合、フライトは中止となる可能性があります。
例えば、風が強い場合や、雨天・濃霧などで視界が悪い場合は、安全が確保できないためフライトを見合わせますし、雷雨や突風のおそれがある場合も中止判断がなされます。
参加予定の方は、事前に天気予報をしっかりチェックしておくことをおすすめします。
当日の現地スタッフによる最終的な実施可否の判断に従い、安全第一で楽しんでください。天候不良によりフライトが中止となった場合は、代替日への振替ができるかどうか、または返金対応などの確認を忘れずに。
体調管理と参加制限
熱気球係留フライトを安全に楽しむためには、体調管理と参加制限に注意が必要です。
まず体調管理ですが、当日は十分な睡眠をとり、体調を整えておくことが大切です。
飲酒や二日酔いでの参加は厳禁です。また、妊娠中の方や心臓疾患、高血圧などの持病がある方は、事前に医師に相談しましょう。
参加制限としては、小学生以下のお子様は保護者の同伴が必須ですし、未就学児は参加できない場合もあります。
また、体重制限(おおむね100kg以下)があるため、事前に確認が必要です。
熱気球係留フライトのまとめ
熱気球に乗って上空から見渡す景色は感動的で、特別な思い出になるでしょう。
係留フライトは、本格的なフリーフライトの雰囲気を味わいつつ、安心して体験できるため、熱気球初心者におすすめです。
大空に舞い上がる爽快感や非日常的な体験を、安全に手軽に味わえる熱気球係留フライトは、老若男女問わず楽しめるアクティビティです。
特別な日の思い出作りや、大切な人とのひとときに、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
もっと自由に、高く空を飛びたい方へ
係留フライトよりも、もっと空の旅を楽しみたい方にお勧めなのが、熱気球フリーフライトです。
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